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福井県の染色整理加工状況
2021年(1~6月)の染色整理加工状況を見ると、織物では前年比87%、2019年比77%とまだ低調に推移していますが、
ニットは前年比164%、2019年比95%と回復傾向がみられます。
昨年は5月以降急激に加工量がダウンしましたが、今年は5月以降、織物・ニット共に2019年に近い数量になってきたように感じられます。
![](https://www.hanayamakogyo.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/20210904.png)
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(1~6月累計:2019年107百万㎡、2020年99百万㎡、2021年80万㎡)![](https://www.hanayamakogyo.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/hanayama20210901.jpg)
今年は昨年と違い、年初よりコロナ禍の影響を受け厳しい状況が続いていましたが、自動車業界の回復等により、5月以降の染色整理加工量は19年に近い数量に戻りつつあります。
この傾向は分散染料の消費量にも表れており、1~4月の累計をみると19年比ではマイナス19%ですが、前年比では7%増となっています。
一方、織物生産量に関してはナイロンが増加傾向にあるものの主力のポリエステルが低調で、全体で前年比マイナス20%の状況。
染色整理加工量に関しては車両関連素材の回復傾向が明確なため今後も期待できますが、織物生産量に関してはまだ不透明感が強い印象です。
昨年は5月以降急激に加工量がダウンしましたが、今年は5月以降、織物・ニット共に2019年に近い数量になってきたように感じられます。
【織物の染色整理加工量推移】
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【ニットの染色整理加工量推移】
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【織物の生産量推移】
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(1~6月累計:2019年107百万㎡、2020年99百万㎡、2021年80万㎡)
今後の展望
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今年は昨年と違い、年初よりコロナ禍の影響を受け厳しい状況が続いていましたが、自動車業界の回復等により、5月以降の染色整理加工量は19年に近い数量に戻りつつあります。
この傾向は分散染料の消費量にも表れており、1~4月の累計をみると19年比ではマイナス19%ですが、前年比では7%増となっています。
一方、織物生産量に関してはナイロンが増加傾向にあるものの主力のポリエステルが低調で、全体で前年比マイナス20%の状況。
染色整理加工量に関しては車両関連素材の回復傾向が明確なため今後も期待できますが、織物生産量に関してはまだ不透明感が強い印象です。